ITパスポートの出題形式・範囲は?
とりあえずITパスポートを受けようと決めたものの、どんな内容かさっぱりわからない!受け方もなにもしらない!という方向けにわかりやすくまとめました!
ITパスポートの出題形式でおさえておくべきポイントはつぎの3つです
- CBT方式
- 試験時間: 120分 出題数: 100問
- 4つの選択肢からクリックして答える選択問題
パソコンに向かって4択問題から答える形式だということを覚えておいてください
そして、出題範囲は次のとおりです
- ストラテジ系 35問程度
- マネジメント系 20問程度
- テクノロジ系 45問程度
試験対策まだなにもしていない!出題範囲をみても全然わからない… という方も多いと思いますので、ざっくりとお伝えすると、要は経営者の仕事・管理職の仕事・コンピューターの仕組みの3つです
ここで、意外なポイントは、いかにもITらしいコンピューター系の内容は半分も出ないということです
むしろ、過去の出題傾向から見ると経営や企業活動、法務などの内容が重点的に出題されています
ITパスポートは「情報処理技術者試験」に属するため、これは意外に思われる方が多いと思います(僕自身も完全に誤解していました)
このような出題範囲で設定されている理由は、次のとおりです
そもそもITパスポートは「企業で役に立つシステムを作るうえでの基礎知識があることが求められている」資格です。会社で役立つことを想定していることを覚えておきましょう
ITパスポートの合格条件は?
ITパスポートの合格条件は次の2つの条件両方満たすことです。
参照:ITパスポート試験公式 https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/range.html
ただし、全100問のうち8問は評価対象外であるため、残りの92問が採点対象となります!
つまり、
・一部は捨てても良い
・ある程度バランスよく取る必要がある
・6割で合格
ということを覚えておいてください
合格率はどのくらい?
出題範囲と合格条件はおさえることができました
しかし、受けてみて実際にうかるのか?簡単なの?という目安がわからないため合格率を示しておきます
年度 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率[%] |
2019年度 | 103812 | 56323 | 54.3 |
2020年度 | 131788 | 77512 | 58.8 |
2021年度 | 211145 | 111241 | 52.7 |
2022年度 | 231526 | 119495 | 51.6 |
2023年度 | 265040 | 133292 | 50.3 |
参照: 情報技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 推移表(平成21年度春期以降)https://www.ipa.go.jp/shiken/reports/hjuojm000000ll0f-att/suii_hyo.pdf
受験者数は年々増加傾向にありますが、合格率は50%程度で大きく変化していません
個人的には資格の中でも50%を超える合格率はかなり簡単かなと思います
本で勉強して過去問を数年分確認しておけば。合格できる可能性はかなり高いと思います
最後までお読みいただきありがとうございました!ぜひ一緒にITパスポート合格に向けて少しずつ頑張りましょう!
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